ダンゴムシを良い感じに利用し、合理的に処理する
ダンゴムシの生態
庭先で植物などを育てていると、よく目にするのがダンゴムシ。
危険が迫ると丸くなり、身を守る姿はとても面白い。
彼らは枯れはなどを食べるが、その排泄物が土壌の栄養源になるため、
ミミズ同様、分解者の役割を担っており、地球環境には欠かせない。
だが、彼らが食べるのは枯れ葉だけではなく、葉や花まで食べてしまう。
数が少なければ野放しでも構わないが、数が多いと自分の育てているものを
食い散らかす厄介な輩だ。
彼らの分解者としての役割だけ利用し、役割を終えたら切り捨てられないだろうか。
彼らは春にやってくる
ダンゴムシは冬、冬眠する。甲殻類は冬眠するのがポピュラーなようだ。
ダンゴムシも甲殻類なので春先に目覚め、生きるため、子孫を残すために
食べ続ける。一番食べ、繁殖するのは秋。
いつ切り捨てるか?
彼らの生態を理解する事は、彼らに対抗する1番の手段だ。
1年のサイクルは以下のようになっており、寿命は4年前後らしい。
春(目覚め)→夏→秋(冬眠の為いっぱい食べる)→冬(冬眠)
多くの園芸植物は春→夏の終わりまでが一般的なので、
この間に防衛すれば、新芽や花を食べられるリスクは減るのではなかろうか。
合理的に処理する
ダンゴムシには固形の殺虫材が効果的だ。
(数が多く、夜行性の為、食べさせて中毒死される手段が一番良い)
秋の終わり11月頃に固形の駆除剤を撒き、
春先、目覚めはじめる4月~5月に固形の駆除剤を撒けば、
合理的に彼らを淘汰できるのではなかろうか。